妊婦 体 変化

妊婦の体はこう変化する!【妊娠初期から臨月まで】

 

妊婦の体の変化を妊娠初期から臨月まで、時系列で解説しています。出産までの約10か月間、妊婦の体がどう変化していくのかを見て行きましょう。

 

妊娠初期の妊婦の体の変化

 

1か月目は妊婦の体にはまだほとんど変化がありません

 

妊娠初期の妊婦

この時点ではまだ妊婦の体には、これといった変化は表れてきません。それ以前にまだ妊娠してることにすら、気が付かない妊婦がほとんどのようです。

 

逆に言えば妊娠しているのに、気がついていないというは危険な状態だとも言えます。例えば普段タバコを吸っている女性で、妊娠したらタバコをやめようなんて人もいますよね。この時期に気が付かずに、タバコを吸ってしまっているなんてことにもなりまねません。

 

また<葉酸などの妊婦に必要な栄養素も、この時期に不足するのはよくありません。

 

 

2か月目は妊娠の兆候が現れてくる時期です

2か月目になると生理の遅れなどで、初めて妊娠したことに気が付き始める時期です。そしてホルモンが分泌され始めるので、それに伴って体にも妊娠の兆候が現れてきます。

 

@胸が張ってくる
赤ちゃんに母乳を与える準備が始まり、乳腺組織や乳管が発達するために胸が張ってきます。胸のサイズがアップする人も、かなり多いようです。

 

A下腹部に痛みを感じる
子宮内に胎盤が形成されるので、下腹部に痛みを感じることがあります。またホルモンの刺激によって、卵巣が腫れてそれが痛みになることもあります。

 

B頻繁に眠気を感じ体がダルくなる
ホルモンのバランスが乱れるため、頻繁に眠気を感じ体がダルくなります。昼間でもかなり眠くなりますので、車の運転などは気をつけなければなりません。

 

Cつわりが始まります
この時期はつわりが始まり、食欲も減衰します。精神的にも不安定になってくるので、家族など周りの人の理解と協力が必要です。

 

 

3か月目ははっきりと体の変化が分かるようになります

 

3か月目にもなると、はっきりと体の変化が感じられるようになります。つわりも一番苦しい時期ですが、これを乗り越えるとだんだん落ち着いてくるので、頑張ってこの時期を乗り越えましょう。

 

お腹の中の赤ちゃんも大きくなっていくので、血流量が増えて貧血になりやすくなります。妊婦は貧血予防のためにも、鉄分をしっかり補給しなければなりません。

 

 

妊娠中期の妊婦の体の変化

 

4か月目は体調も安定してきます

 

妊娠中期の妊婦

4か月目になると苦しいつわりもピークを超えて、徐々に妊婦の体調は安定してくる時期です。お腹も膨らみ始めて、早い人はこの時期にすでに妊娠線ができ始める人もいます。

 

食欲も出てくるので急激な体重の増加に、気をつけなければなりません。しかし体重の増加を恐れるあまりに、小食になりすぎるのもダメなのです。栄養のバランスを考えて、妊婦に必要な栄養はきちんと摂取しましょう。

 

子宮がどんどん大きくなっていくので、子宮が膀胱を圧迫して頻尿が続く事があります。

 

 

5か月目は一番安定している時期です

 

5か月目の妊婦は、妊娠中もっとも安定している時期です。激しい運動はダメですが、ウォーキングなどの軽い運動であれば、気分転換にもなるでしょう。

 

妊婦の体は皮下脂肪が増えて、全体的に丸みを帯びてきます。乳房もかなり張ってきて、赤ちゃんのための母乳を作る準備が、着々と進んでいるのです。

 

そろそろ普通の衣服では、体が締め付けられてきつく感じられるので、ゆったりとした服装を心がけましょう。

 

 

6か月目はお腹もかなり大きくなってきます

 

6か月目に入ると、赤ちゃんもかなり成長してお腹も大きくなってきます。この時期すでにお腹の中の赤ちゃんは、耳が聞こえているのだといいます。赤ちゃんに優しく、話しかけてみてください。

 

しかし赤ちゃんが大きくなるのに伴って、子宮が他の臓器を圧迫するので、妊婦はお腹に圧迫感を感じるようになります。また腰にも負担が大きくなるので、腰痛にも気をつけなければなりません。

 

また大きなお腹のせいで、普段ならできる体の動きができないこともあります。このような場合は無理をせずに、家族などにサポートしてもらいましょう。

 

 

妊娠後期の妊婦の体の変化

 

7か月目からまた体に変化が現れます

 

妊娠後期の妊婦

妊娠中期までは安定していた体も、後期に入るとまた様々な変化が現れてきます。お腹の中の赤ちゃんも成長して、活発に動くようになりますので、お腹を蹴られたりすることもあります。

 

ホルモンの分泌により腸の働きが鈍くなり、妊婦は消化不良や胸焼けなどの症状が出ることがあります。このような症状が出たら、消化のいいものを食べるように心がけましょう。

 

この時期は一番、妊娠線ができやすい時期です。妊娠線クリームなどを使って、予防に心がけましょう。

 

 

8か月目には赤ちゃんもかなり大きくなります

 

8か月目になれば、赤ちゃんもかなり大きくなります。大きくなるお腹に併せて、妊婦のお腹や背中など妊婦の体にかかる負担も重くなってきますが、あと一息ですので頑張りましょう。

 

大きくなった子宮が胃を圧迫して、胃酸が食道に逆流して胸焼けを起こすことがあります。このような症状が出たら、食事を数回に分けて胃が満腹にならないようにします。

 

また横隔膜も圧迫されるので、呼吸が苦しくなることもあります。もうしばらくすると赤ちゃんが下にさがっていくので、自然と症状は緩和していきます。それまでの辛抱ですので、頑張って乗り切りましょう。

 

 

9か月目出産まであと少しです

 

9か月目にもなると、出産まであと少しです。赤ちゃんは更に大きくなるので、まずまず妊婦の体には負担が増えますが、あと少しですので頑張りましょう。

 

手や足にむくみの症状が、出やすくなります。これは赤ちゃんに血液を運びやすくするために、血液中の水分が増えるためで、ほとんどの妊婦が経験するようです。ただし急激にむくみの症状が出た場合は、妊娠高血圧症候群の可能性もあるので、すぐに病院で診てもらったほうがいいでしょう。

 

 

臨月の妊婦の体の変化

 

10か月目いよいよ臨月です

 

新生児

10か月目は、いよいよ臨月です。この時期になると赤ちゃんも出産に備えてだんだんと下にさがってくるので、今まであった胸やお腹の圧迫が楽になってきます。

 

しかし妊婦は逆に子宮が下がった分、足の付け根や恥骨が子宮に圧迫されて痛みが出ることがあります。場合によっては神経が圧迫されて、シビレの症状が出ることもあります。

 

また子宮が膀胱を圧迫するので、トイレが近くなることもあります。水分不足にならないように、水分の補給に心がけましょう。